【関節リウマチ】放っておくと危険!関節が変形してしまう病気とは

 

 

関節リウマチとは、関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊されて関節の機能が損なわれ、放っておくと関節が変形してしまう病気です。
腫れや激しい痛みを伴い、関節を動かさなくても痛みが生じるのが、他の関節の病気と異なる点です。手足の関節で起こりやすく、左右の関節で同時に症状が生じやすいことも特徴のひとつです。
野中鍼灸院でも今までリウマチの症状を抱える多くの患者様を施術してきた経験がありますので、リウマチとはどんな病気なのか?どのように治療を進めていくべきか?等、具体的に紹介していきます。

 

目次

1. 関節リウマチとは
 1-1. 具体的な関節リウマチによる症状
  1-1-1. 手足のこわばりや腫れ、痛み
 1-2. 関節リウマチの症状が出やすい関節
  1-2-1. 手足・手首の関節
  1-2-2. ひじ・ひざの関節
  1-2-3. 関節以外の症状
 1-3. 関節リウマチの症状進行

2. 関節リウマチの発症原因
 2-1. 免疫の異常による発症
 2-2. 喫煙による発症
 2-3. 女性ホルモンによる発症

3. 関節リウマチの予防法

4. 一般的な関節リウマチの治療方法
 4-1. 薬物療法
  4-1-1. 非ステロイド性抗炎症薬
  4-1-2. ステロイド
  4-1-3. 抗リウマチ薬
 4-2. リハビリテーション
 4-3. 手術療法
  4-3-1. 滑膜切除術(かつまくせつじょじゅつ)
  4-3-2. 関節形成術(かんせつけいせいじゅつ)

5. 野中鍼灸院での施術方法
 5-1. カウンセリング方法
 5-2. 関節リウマチへのアプローチ方法
  5-2-1. 整体
  5-2-2. 食事法
  5-2-3. サプリメント
  5-2-4. 温熱施術

6. まとめ

 

1. 関節リウマチとは

関節リウマチは、一般的に高齢者が多く発症しやすいと思われがちな症状ですが、どの世代でも発症する可能性があります。
関節リウマチは40代が発症のピークで、次いで50歳代、30歳代と続き、20歳代で発症する人も少なくありません。

1-1. 具体的な関節リウマチによる症状

1-1-1. 手足のこわばりや腫れ、痛み

関節が「こわばる」や「痛い」といった症状は、関節を包む滑膜の炎症が原因で引き起っています。炎症は手足の小さな関節で起こりやすく、長い期間で見ると両手・両足に同じような症状がみられるようになってきます。
手の指や手首、足の指のこわばりや腫れは初期段階から症状として現れてきます。その中でも特に、手の指の第2関節と第3関節は症状が現れやすくなる箇所です。また、関節リウマチの特徴として足の指の付け根の関節にみられます。
具体的には「関節が腫れている」「手や指に力が入らない」「物が掴みにくい」「歩行時に痛みが走る」等といった症状が各関節を中心に現れるようになります。

1-2. 関節リウマチの症状が出やすい関節

1-2-1. 手足・手首の関節

手指・手首の関節は、症状が起こりやすい関節で、その中でも特に手指の第2関節と第3関節は症状が出やすいです。そして、多くのケースで手指・手首の関節から症状が現れはじめます。

1-2-2. ひじ・ひざの関節

手や足の関節が関節リウマチにおいては症状が現れやすい箇所となりますが、ひじやひざ、股等といった比較的大きな関節に症状が出ることもあります。
大きな関節で症状が発症してしまうと「歩く」や「座る」といった日常生活の動作に大きな影響を及ぼしてしまいます。

1-2-3. 関節以外の症状

関節リウマチの炎症は手や足だけでなく、全身にもおよぶ病気です。特に炎症が強いときは、微熱が続くことやだるくて疲れやすいこと等、全身に症状があらわれます。

1-3. 関節リウマチの症状進行

関節リウマチの初期症状は、関節の炎症に伴う「こわばり」や「腫れ」、「痛み」、「発熱」等です。病気が進行すると関節の軟骨や骨が破壊され、関節の脱臼や変形などが生じるようになります。さらに関節破壊が進むと、日常生活に支障が出てしまい、生活をする上での機能障害が進行します。
一般的に症状進行は、4段階のステージに分類され、関節リウマチの進行度を関節破壊と機能障害の程度から判定します。

2. 関節リウマチの発症原因

関節リウマチは、免疫の異常が関係する病気で、関節に炎症が起こり、腫れや痛みが生じます。

2-1. 免疫の異常による発症

関節リウマチは、免疫機能が誤作動を起こして、「滑膜」という組織を攻撃されて発症することが分かっています。
免疫は、外部から体内に侵入してきた細菌やウイルスなどを攻撃して破壊し、それらを排除する働きを担っています。
しかし、免疫に異常が生じると、誤って自分自身の細胞や組織を攻撃してしまいます。それにより炎症が起こり、関節の腫れや痛みとなって現れてきます。
その炎症が続くと、関節の周囲を取り囲んでいる滑膜が腫れ上がり、さらに炎症が悪化して、骨や軟骨を破壊していきます。
しかし、研究が進んでいる現在でも、病気を引き起こす全ての原因は分かっていません。
ですが、出産や喫煙、感染症などといった要因が重なって起こると考えられています。
そして、特定の遺伝子を持っていて喫煙の習慣が身につくと関節リウマチになりやすくなることが報告されています。
また、虫歯を起こす菌がつくるシトルリン化ペプチドという物質も、リウマチを引き起こす原因になることが分かっています。

2-2. 喫煙による発症

環境因子の中で最も科学的根拠が高いものは、喫煙です。 喫煙歴がある、または現在喫煙している方では、男性で2~3倍、女性で1.2~1.3倍の発症率となることが報告されています。喫煙関連疾患であり、1日20本以上20年以上吸うと吸わない人と較べてリウマチ発症は約2倍に、40年以上吸うと約14倍にもなることが報告されています。
2011年に報告されたスウェーデンでの調査の結果では、喫煙する患者さんでは治療が効きにくくなる、一方で、過去に喫煙していたが現在は禁煙している患者さんでは治療の効き方に差がありませんでした。
また、スウェーデンの別の調査では、喫煙は関節外症状(肺線維症、血管炎など)の原因の一つとして重要であるという結果が出ています。

2-3. 女性ホルモンによる発症

リウマチは、男女比は1:4と女性に多く発症する病気です。 これは女性ホルモンとの関わりが考えられています。 女性ホルモンが直接病気を引き起こす原因ではありませんが、女性ホルモンは自己抗体の働きや免疫反応を促すサイトカインを活性化させやすいと考えられています。
関節リウマチは、特に月経のある年代(30歳~50歳)で発症しやすい病気です。
また、リウマチは、産後授乳中に悪化することがよくあり、プロラクチンの影響が考えられます。

3. 関節リウマチの予防法

薬剤やワクチン等、関節リウマチに効果的な予防方法はありませんが、日常生活の中で無理なく行える予防法として 「適度な運動」や「バランスのよい食事」、「ストレスを避ける」、「手足を冷やさない」等といったことが挙げられます。
その中で最もリウマチの発症と関係していると考えられているのは前述の「喫煙」だと報告されています。このことから、リウマチの予防法としては、禁煙が重要だと考えられています。

4. 一般的な関節リウマチの治療方法

以前のリウマチ治療は、薬で炎症や痛みを抑制することや悪くなった関節部位を手術で取り除くこと程度しか治療方法はありませんでした。
ですが、今まで主に使われていた薬のほか、生物学的製剤に分類される治療薬が開発されてからは炎症や痛みを抑えるだけでなく、病気の進行を食い止めて関節の破壊を防げる治療ができるようになりきました。
現在では、こうした薬物療法を中心に、リハビリテーションや手術等を、必要に応じて組み合わせて治療を行うのが一般的です。

4-1. 薬物療法

4-1-1. 非ステロイド性抗炎症薬

痛みを発症させるプロスタグランジンという物質ができるのを防ぐことで、リウマチの痛みや炎症を軽減できる効果があります。

4-1-2. ステロイド

活動性の高いリウマチに対して、抗リウマチ薬の補助として用いられます。
速効性があるため、日常労作を改善することができます。しかしその一方で、ステロイドを長く使っていると、糖尿病や骨粗しょう症、白内障、感染症等を合併しやすくなるリスクが伴います。

4-1-3. 抗リウマチ薬

リウマチ治療で最も多く使用されている薬です。 リウマチの免疫異常を調節することや抑制することで効果を発揮します。
即効性がないことから効果が現れるまでは非ステロイド性抗炎症薬やステロイドが併せて用いられることもあります。
また、抗リウマチ薬の中には、有効率が高く、関節破壊の進行を遅らせることができ、リウマチ治療の中心薬として使用されている薬剤もあります。
しかし、骨髄抑制や肝障害、間質性肺炎等の重い副作用が起こるリスクも伴いますので、定期的に検査を受けながら服用する必要があります。

4-2. リハビリテーション

リハビリテーションでは、「運動療法」や「理学療法」、「作業療法」、「補助具を使った療法」等でからだの機能を回復していきます。運動には、「ストレス軽減」や「免疫力向上」、「関節硬直予防」といった効果があります。

4-3. 手術療法

4-3-1. 滑膜切除術(かつまくせつじょじゅつ)

滑膜を取り除く手術です。関節リウマチは滑膜が増えて炎症・関節破壊を引き起こしています。
そのため、滑膜切除術を行うことで、関節の腫れと痛みの抑制が期待できます。
しかし、最近では早期から十分な薬物療法を行うようになったため、滑膜切除術が行われるケースは少なくなっています。

4-3-2. 関節形成術(かんせつけいせいじゅつ)

関節リウマチによって変形した関節を(人工関節)に置き換えて、元々のはたらきを取り戻すための手術です。
そして、関節形成術は、医療技術の進歩により、今まではほとんど行われなかった高齢の患者様に対しても手術がされるようになりました。

5. 野中鍼灸院での施術方法

5-1. カウンセリング方法

関節リウマチの症状は、関節の痛みを中心に患者様によって多岐に渡りますので、野中鍼灸院では特にカウンセリングを重要視しています。
薬の服用等の副作用の心配もありますので、カウンセリングには十分に時間をかけて丁寧に患者様のお話を伺っています。
手のこわばりや肩こりなどからはじまり、合併症等を発症してしまった場合、全身の症状へと移行していきます。
また、血液検査を行っても異常がみられない場合もまれにありますので、超音波エコーで炎症反応を確認させていただく場合もあります。

5-2. 関節リウマチへのアプローチ方法

整体+食事法+サプリメント+温熱施術を組み合わせて痛みの無い体へと導きます。

5-2-1. 整体

・免疫系や炎症に関係する内臓調整
肝臓、脾臓、小腸、大腸、肺、胸腺、副腎にアプローチしていきます。
・頭蓋、頚椎調整
頭蓋骨と上部頸椎を調整することで体全体のバランスを整えます。
・自律神経調整
自律神経を整えることにより内臓の働きを正常へと導きます。
・メンタル調整
リウマチの方は、精神ストレスも多いのでメンタルを調整することも大切です。
・炎症を抑えるオイルを使用して痛みを取り除きます。
リウマチは滑膜が炎症を起こして痛みを引き起こします。当院で使用しているオイルは細胞膜の中に浸透し、滑膜の炎症を抑える働きがあります。

5-2-2. 食事法

リウマチの主な要因に対して対処できる食事法です。
金属汚染、電磁波、細菌、ウイルス、化学物質(食品添加物、農薬、経費毒など)といったこれらの要因が身体に入っても排泄できれば問題ないのですが、排泄できずに身体に蓄積された時にリウマチなどの難治性の症状が現れることが多いのです。
また、食事法の基本は、リウマチの原因となる毒素を体に摂り入れないようにする事も大切です。毒素を摂り入れない方法を指導しています。

5-2-3. サプリメント

当院で使用しているサプリメントを飲まれている方は痛みが軽減しているというお声をたくさん頂戴しております。

5-2-4. 温熱施術

遠赤外線で頚椎から尾骨までの深部を温めております。軟膜の中には血管がたくさんあり、温めることにより血流を良くして、自律神経を整えていきます。

6. まとめ

野中鍼灸院では、お体をトータル的に診ております。
特に関節リウマチは部分的な問題だけではなく、お体全体と心理的な面もサポートいたします。
症状が進行すると、関節の痛みだけではなく多彩な症状を引き起こす可能性があります。合併症を引き起こさないためにも、早い段階でのトータルサポートが重要だと捉え、施術に取り組んでいます。